FNSS、トルコのACVをアップグレードへ

Jun 13, 2023

ピーター・フェルステッド

トルコのAFVメーカーFNSSは、トルコ陸軍の一部の先進装甲兵員輸送車(AAPC)の能力強化および寿命延長プログラムの契約を獲得したと、同社は2023年6月1日に発表した。

契約の対象となる AAPC は、2000 年代初頭に FNSS によってトルコ軍に納入された ACV-15 水陸両用歩兵戦闘車です。 この車両は、由緒ある M113A1 装甲兵員輸送車を発展させた米国装甲歩兵戦闘車をベースにしています。 このプログラムは、車両の性能と機能を向上させ、ライフサイクルをさらに 20 年以上延長することを目的としています。

同社はプレスリリースで「任務装備や兵器システムにおける新たな脅威と新技術のため、選択的な装備やシステムでAAPCをアップグレードすることを目的としている」と述べた。 FNSS アップグレード パッケージには、機動性、保護レベル、生命維持システム、電子システム、状況認識、火力の改善が含まれます。

「車両には、近距離監視システム、補助電源ユニット、エアコンシステム、自動消火システム、スポールライナー、ドライバービジョンシステム、ナビゲーションシステムを備えた二丁拳銃遠隔操作兵器システムが装備される予定です」と同社は述べた。述べました。 「さらに、銃撃探知システムの統合に必要なエンジニアリングの取り組みが行われる予定です。エンジンやトランスミッションを含む車両の完全なオーバーホールも契約の範囲内で行われます。これらすべての信頼性と耐久性の向上は、運用配備中のメンテナンスサービスを最小限に抑えながら、ミッション能力を向上させます。」

トルコ軍はこれまで2,200機以上のACV-15を運用していた。 現在の契約では、当初は運用中のACV-15のうち52機をアップグレードし、アップグレードされた車両はACV-15 AAPC-T1と指定されると理解されている。

FNSSはESDに対し、アップグレードされた車両のすべての納入は30か月以内に完了すると語った。

ピーター・フェルステッド

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